イベントコマースで日本を元気に!
2011.07.25
節電と自粛ムードのなか仕事もプライベートも元気のない日本のビジネスマン、特に自分を含めた団塊ジュニア世代の男子に告ぐ:自分の親たちが戦後の焼け野原から世界で2番目に大きい経済をつくったのだから、われわれ団塊ジュニアも次の世代に引き継げる何かを残そうではないか!いきなり壮大な話から始まりましたが、ある意味今の日本は、政治、経済、生活環境とどの分野をとっても将来の明るい展望が描けない「焼け野原に近い状態」であると言っても過言ではないハズ。そこで私が提唱したいのは自らが企画して実行できるイベントコマースを通じた日本の活性化なのです。
[ 私のイベント例 ]
6月某日、私はFacebookでつながっている友達を中心に声をかけてパーティーを開催しました。ちなみに普段の私は仕事とラーメン探訪に明け暮れる毎日でめっきり友達との交流の場からも疎遠になっていたのですが、なんと43名の友達が参加する盛大なイベントを成功させることができたのです。参考までに、実績データを紹介します:
1. Facebookメッセージで一人ひとりに声をかけると8割以上の友達から返事をもらえた。
2. 参加者の約半分が私が直接声をかけた友達で、それ以外は「友達の友達」だった。
3. 前売チケット購入で参加を募ったので参加表明をした人の95%は会場に来てくれた。
4. チケット平均3,500円×43名=約150千円で某有名クラブのラウンジを飲み放題つきで貸切ることができた。
5. より早い時期にソーシャルメディアを活用した告知を展開すべきだった。
イベント作成ツール(
PeaTiX)を経由して取得した下図のbit.lyクリックデータが示すとおり、もっと早い時期にTwitterやFacebookイベントなどでの告知を展開していれば、より多くの参加者を募ることができたかも!?
[ イベントコマースの魅力 ]
先日の
ブログでは、Eコマースの世界も徐々にモノからコトへと舞台が移り変わってきていることを話しました。我々はモノに囲まれた生活を長年送ってきたことでモノの消費に飽きてしまい、例えば母の日もカーネーションから一緒に食事するプレゼントへ、エンタメもCD/DVDからライブイベントへといった具合に「モノよりコト」を重視する流れは成熟した社会にとっては必然的な流れです。では、従来型のモノを出品販売するコマースに比べて、コト(=イベント)のコマースにはどのような魅力があるのか?以下は私の感じる魅力です:
a. 企画力が商品
従来のモノを販売するコマースでは商品の仕入れなど先行投資が必要になることが多いが、イベントコマースは企画(アイデアと情報)が在庫。会場の費用をクレジットカードで支払うことができれば、一切資金が必要でない。
b. 潜在需要が大きい
世の中では「女子会」や「婚活」といったマスメディアの発信を機に顕在化されたイベントも多いものの、自分の周りを見渡せば「ビジネス交流会」「自己啓発セミナー」「パーティーや同窓会」「スポーツイベント」「BBQやレジャー」など、参加者を友達の友達まで広げれば立派なイベントになる潜在需要は無数にある。
c. 会場探しが容易
不景気など諸々の社会不安といった要因もあり、飲食店やイベントスペースの利用が非常に手頃になっている。私のイベントでも昔はなかなか貸し切ることが難しかった某有名施設を最低保証30人と手頃な条件で利用することができた。
d. 人脈(人的ネットワーク)が広がる
友達が友達を呼べばかならず人脈が広がる。また、イベントを成功させ信頼を獲得することができれば、オンラインで拡大したフォロワーや友達より親密な人脈を築くことができる。
e. 世の中が活性化する
従来の「モノ」を基軸にしたコマースでは、消費→広告→流通→生産→原料といったバリューチェーンに携わる「雇用」が主な経済の活性化要因だったのに対し、「コト」を中心としたイベントコマースにおいては「雇用」を必要としない「参加ベース」のダイレクトな経済効果が期待できる。
団塊世代は「高品質なモノつくり」を通じて世界をリードする産業を戦後50年で築いた。では、21世紀に我々が注力すべき基軸は何か?それは、大量生産→マスメディア→大量消費の「マスとモノの経済」から脱却し、「多様なかつ洗練されたコンテンツ(=イベント)の経済」なのだと私は思う。今やマスメディアでしか発信されなかった日本のTV番組やアイドルもYoutubeなどのソーシャルメディアを介して世界を駆け巡る時代。「Coolなコンテンツとイベント」を世の中に発信してゆくことが当面の景気と海外からの注目を復活させ、将来の日本の基幹産業の一つに成り得るもとだと、私は信じて止まない。
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