
7/9 発売予定
Facebook ページの開設に際して知りたいポイントが、ビジネス、マーケティング、制作面から網羅されている一冊。業界最前線で活躍する面々の書き下ろしです。弊社竹村はマーケティング視点で一章を担当しています。
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2011.07.19
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嘆かわしいことですが、ファンの数=投稿を見てくれていることではないということを立証するデータです。こちらは、All Facebook に掲載されていた表をグラフ化したものですが、平均で7.49%、100万以上のファンがいるページだと3%以下のファンしか日々投稿を見てくれていないということがわかります。

(補足)
デイリーユニークページビューって何?という方々の為に解説を入れておきます。
実際にデイリーでファンページに訪れてくれた人達のページビューです。ニュースフィードに掲載されるページビューではありません。ほとんどのユーザーはニュースフィードで更新情報を知るので、そこで満足した場合は、ファンページへのアクセスには繋がらないので、自然とユニークページビューは、インプレッションよりかなり下がるという構造になっています。

表形式だと若干分かりづらいので、上の表をグラフ化したデータがこちらとなります。
デイリーニュースフィードインプレッション
デイリーユニークページビュー
(X軸は、ファンの数のグループ、Y軸はファン100人当たりのユニークページビュー)

また、PageLeverのデータによると、ファンが多くなればなるほど、フェスブックの中からのトラフィックの寄与度が高くなることも分かります。
たとえば、調査によると、100万以上のファンがいる20のファンページを調査したところ、フェイスブック内のトラフィックの98%は、フェイスブック検索から来たことが分かったそうです。正にこれからは、SEOだけでなく、フェイスブックというクローズドな検索でのSEOも大事になってくる時代と言えるでしょう。

同じく、上表をグラフ化したものがこちらになります。
ファンページの規模別、フェイスブック内・外部トラフィック比率

では、ファンが増えるにつれて、比率としてエンゲージメントが下がってしまうというジレンマを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
1つには、ファンのニュースフィードへの出現を担保する為に、エッジランクを維持する施策が必要と言えます。
(またまた補足)
エッジランクとは、ファンページやあるユーザーに対して、繋がっているファンや友達がどのような関係性にあるかをフェイスブックが独自に解析しているもので、ファンページ・ユーザーとあるユーザーのエッジランクが高ければ高い程、そのエッジランクの高いユーザーのニュースフィードにコンテンツが表示されやすいということになります。エッジランクは常に更新されているので、密なインタラクションを保っていると、継続してあるユーザーのニュースフィードに表示されやすいという状況になります。
Ascii.jpのこちらの記事に、より詳細の解説があります。
エッジランクを維持するには、ユーザーとのインタラクションを発生させる必要があります。例えば、キャンペーンや広告で一気にファンを集めたとしても、インタラクションが少なくエッジランクが下がってしまうと、そのファンのニュースフィードには表示されなくなるということを防ぐ為のニュースフィードプランを立てることが大事となるでしょう。
AllFacebook の記事に掲載されていましたが、HubSpot によると、0.5%のフィードバック率(いいねとコメントを足した数を、表示されたインプレッションで割ってみて下さい)がフェイスブックページとしての1つのベンチマークだそうです。みなさまのファンページはいかがでしょうか?
我々もまだまだ試行錯誤ではありますが、ターゲットするユーザーさんに役に立つ、もしくは心に刺さる情報やコンテンツを発信し続けるのがエッジランク維持の一番の秘訣なのです。正に「継続は力なり」といったところでしょうか。
他には、Inside Facebook で提言していたアイデアとして、アプリケーションを作った際も、どのようにウィジェット等でユーザーのニュースフィードにコンテンツを出していくかも設計しておく必要があるようです。確かにフェイスブックページからの情報だけよりも、ファンがそのページについて勧めてくれる仕掛けを作っていく1つとしてアプリはあり得るということですね。
ニュースフィードへの投稿は多すぎても少なすぎてもよろしくないとは思いますが、少なすぎるよりは多め位の方が、どのような情報やコンテンツが受け入れられるのかを知るのには良いのかと思います。
正に、フェイスブックページは作るより運営が大変ということを実証しているデータですが、是非日本でこの平均値を上回るページがどんどん増えていくといいですね!