
7/9 発売予定
Facebook ページの開設に際して知りたいポイントが、ビジネス、マーケティング、制作面から網羅されている一冊。業界最前線で活躍する面々の書き下ろしです。弊社竹村はマーケティング視点で一章を担当しています。
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2011.07.12
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米英では、昨今「マルチ チャネル マーケティング」という言葉が流行っているようですが、まさにマルチチャネルの一環として大事だとされているフェイスブックの効果をどう考えるかに関しての研究結果なので興味津々の内容です。
彼らの持つデータの結果によると、小売店にとっては、1ファンは、1年間に20来訪セッションをもたらす効果があるという結果になったそうです。
1フェイスブック ファンが 1年間の20来訪セッションになるという分析は、HitwiseとTechlightenmentの共同で行われたリサーチだそうですが、Hitwiseのカテゴリににあるトップの100小売販売企業の本体サイトのトラフィックと、フェイスブック ページのトラフィックをベンチマークして分析したそうです。
またその後、彼らのサーチ シーケンスツールを使って、フェイスブックに来訪した後、そのブランド名を検索して本体サイトに来訪する傾向を分析したとのことです。
6月18日の週までの12週間のデータを見たところ、ファッションブランドがフェイスブックを最も活用しており、通常の検索をするときより、フェイスブックに来訪をしてからの方が検索が伸びるということが分かったそうです。
以下がそのデータとなりますが、左から3番目の全てのカテゴリにおけるクリックのシェア(share of clicks in All Categories) に対して、フェイスブックに来訪してからのクリックシェア(Share of clicks after a visit to Facebook) が高いことが見て取れます。Indexは後者を前者で割った比率となります。
私も全ブランドは知らないのですが、9位以外は全てファッションブランドだそうです。

<筆者コメント>
おそらくフェイスブック ページを開設されても、そのメリットについて悩まれている方も多い中、朗報とも言える分析データですね。
ただ、100万ファンがいれば20セッションは2000万セッションで、それなりのコンバージョンということになりますが、まだ日本では1万ファンを超えるページも少ないと考えると、1万ファン=20万来訪ということになるので、2%のコンバージョンと仮定すると、4000件のコンバージョンということになります。顧客単価が高いもしくは、利益率の高いブランドでないと、この数字はあまり重要に移らないという感じもします。
またそのファンの中で、どこまでエンゲージメントが高く、スルーされずニュースフィードを見てくれているのかという部分も実際にファンX20と自らのサイトに当てはめられるのかという問題にもなると思います(カテゴリによって結果が違うであろうということも容易に推測されます)。
とはいえ、このHitwiseの数字は1年間の来訪であり、顧客とのエンゲージメントが継続出来れば、生涯価値は上がっていくであろうことは想像がつきます。
なので、中長期的にファンを蓄積していくという従来から提唱している考えで、フェイスブックページを運営するのが賢明ではないかと改めて思わされたリサーチ結果でした。
皆様はどう思われますか?是非ご意見お聞かせ下さい!