Twitterからのトラフィックを正しく理解するには?
2010.11.12
先週のブログで、Google
Analyticsの新機能、アラート機能について説明をしたが、今日はソーシャルメディアのトラフィックを正しく理解するには、通常のウェブ解析ツールだけだと片手落ちになる可能性について紹介をしたい。昨年の7月ではあるが、
Search Engine Landに昨年度掲載されたダニー・サリバン氏の記事がデータにもどついた詳細の説明をしているので紹介したい。
注:弊社はbit.lyの日本総代理店を現在勤めさせてもらっているが、本記事は、米国のSeach Engine Landの編集長であり、SEO専門家のダニー・サリバン氏の中立の立場からの記事である点はご理解頂きたい。
<以下翻訳記事>
Twitterは実は5倍から16倍のトラフィックを送ってるかもしれない
先日のブログで、私はJavaScript基づいているGoogleがAnalyticsや他のウェブ解析ツールがTwitterからのトラフィックを少なめに計測している可能性について指摘した。さらにこのイシューについて掘り下げ、TwitterがGoogle
Analyticsなどの計測ツールのデータより、実際には5倍から16倍のトラフィックを送っているようだということが分かった。
前回の記事では、bit.lyとGoogle Analyticsのページビューを比較し、ツイートされたリンクのクリック数に大きなギャップがある事を指摘した。
この現象をさらに分析する為に、今回は、自分のブログにGoogle Analticsで計測されるトラッキングコードをつけてツイートしてみた。今回の分析の為に、多くの数字を並べるので、複雑に感じる方は、最後の結論まで飛ばして読んで欲しい。
数値データ
7月7日、Bit.lyでは今回のテストページが58クリックあったと。これは58ページビューだったのだろうか?Google Analyticsによると、11ユニークユーザーから17ページビューがあったのこと。なんと41ページビューのギャップがあった。
このギャップは、Google
AnalyticsのJavaScriptトラッキングコードを処理してないロボットからのクリックによるギャップだったのか?
コードを処理しないので、追跡されなかったモバイルブラウザからの訪問だったのか?
更に調査するためには、私はサーバーに保管されてあるログファイルを確認した。ログファイルを見れば、Java
Scriptに関わらず、このページにあったリクエストは全て把握出来るのだ。
ログファイルによると、合計で57のリクエストがページに会った事が分かった。- Bit.lyのデータとほぼ同じ数字だ。しかしながら、57リクエストの内の14は、bit.lyを使ってツイートした、トラッキングコードのついていないページに関するリクエストだった。
すなわち、これは私が58クリックとbit.lがレポートしたツイートは、「utm_source=twitter&
utm_medium=micro-blog&utm_campaign=twitter
」のトラッキングコードや変数のついているURLだった。
http:///mothers-cookies-closes-the-sadness-for-products-i-no-longer-have-389?utm_source=twitter&utm_medium=micro-blog&utm_campaign=twitter
ログファイルから、分かったのは、下記の様なトラッキングコードのない同じページへのクリックは14あったということだ。
http:///mothers-cookies-closes-the-sadness-for-products-i-no-longer-have-389
それらの14のクリックは、2クリックをのぞき、ほぼロボットからのものであった(Google: 5; Yanga: 4; マイクロソフト: 3)。
これらのロボットの回遊は、定例のクロール等の目的で、私のツイートとはほとんど関係なかったと思われる。
また、人間からの2クリックもおそらくツイートとは関係なくこのページに来た人であろうと想像される。
一方、トラッキングコードがあったページへの43クリックの中身はなんだったのか?11クリックはロボットのようであった。(OneRiot: 1;
PycURL: 2; Ginxbot: 2; WebShot: 1; Google: 2; Tweetmeme: 1;
Python-urllib: 1; LongURL API: 1)。
最後に残った32クリックは、人間によるものだったようだ。となると、bit.lyの58クリックとGoogle
Analyticsの17ページビューの間ということになる。トラッキングコードがついていたにも関わらず、なぜまだこのような大きなギャップが
Google Analyticsと実際の結果にあったのか?
1つの説明は、モバイルのツイッターアプリは、ページ内でロードされるものがあるため、Google
Analyticsで計測されないという点だ。また、モバイルブラウザーによってはJava
Scriptを処理しないため、計測されない。少なくとも4つのiPhoneからのりくえすとは、これらにあてはまりそうに見える。デスクトップのブラウ
ザーからのリクエストで計測されていないものはなぜなのか?
1つの答えとしては、34リクエストのうち、5つのみがどうやってそのページを見つけたかを示す、リファラーを含んでいた。Google
Analytics (もしくは他のウェブ解析プログラム)がどこからトラフィックが来ているかをきちんと把握するには、リファラーデータが必要となる。
5リファラーリクエストのうち、2つだけが、twitter.comからきていた。(他の3つは、私のブログドメイン、twitterificユーザー、そしてFirefoxのプラグインからだった)。
つまり、リファラーだけで考えると、Twitterからは2ビジターしかこなかったと、通常の分析プログラムでは処理した事だろう。とはいえ、Google Analyticsとbit.lyはもっと大きな数字をレポートした。
先に説明したが、Google
Analyticsによると、11ユニークユーザーの訪問で17ページビューがこの記事に対してあった。その11人のうち、9人がツイッター経由で来訪し
たとGoogle Analyticsはレポートした。のこりの2人のうち1人はダイレクトに、1人は検索経由で訪問したとのことだった。
結論
数字を並べすぎて頭が痛くなってるかもしれないが、これから結論に入りたい。
リファラーベースだと、GoogleAnalyticsはツイッター経由の訪問は2だったとレポートしたはずだ。
しかし私がトラッキングコードを使用したので、私はデータの欠落点をカバーし、Twitter
(Twitter.com、もしくはTwitterのデータを使うサイトやアプリ)経由で9ビジターがあったことを理解した。
それは、ツイッター経由のトラフィックを、ウェブ解析ツールが実際の5分の1と計測してしまうことを意味する。
一方で、Bit.lyはこのページに58のクリックを記録した。
それがロボットのいくつかをフィルタ・アウトしていなかったことを仮定しても、ログファイルのデータと照らし合わせても、32の訪問があったのである。比
較すると、ツイッター経由のトラフィックを、ウェブ解析ツールが実際の16分の1と計測してしまうことを意味するのだ。
そしてWeb解析の会社の意見。
反応を得る為に、この記事の原稿とログファイルをBit.lyおよびGoogleに送った。
Googleによると、モバイル上のこのような現象は認識しており、プロダクトを改善する方法を探していると模索していると返信した。
一方でBit.lyは、Ginxbot、GoogleおよびPython-urllibのようなロボットのクリックは除外しているとの返答。 私がギャップについて更に尋ねると、このような返信が戻って来た。
このギャップは、3つのタイプから起こっている現象と思われる。
最初に、bit.ly URLに要求をするが、最終的なサイトにリダイレクトをしない、ブラウザーのプラグインや、自動化されたURLlengthenerのアクセス。
1つの例はhttp://thecosmicmachine.comに表示される「eventBox」である。 ログでは、eventBoxの情報はこのように現れていた。
(eventBox) : - - [07/Jul/2009:20:41:31 -0400] "GET /cHXSP HTTP/1.1″ 301
410 "-" "EventBox567 CFNetwork/438.12 Darwin/9.7.0 (i386) (iMac9%2C1)"
301
2番目に、私達のフィルターから抜け落ちたボット:
(slicehost): - - [07/Jul/2009:21:05:43 -0400] "GET /cHXSP HTTP/1.1″ 301 410 "-" "-" 301
3番目に、JavaScriptをサポートしない、もしくはJavaScriptの設定がオフになっていたり、noscriptのようなJavaScript妨げるエクステンションのついたブラウザ。
最後に、関連記事の紹介
このブログはGoogleとTwitterのどちらからより多くのトラフィックを得てるのか?(フレッド・ウィルソン氏ブログ)
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